キッズヨガに学ぶこと|ヨガは大人に何をもたらすか

 キッズヨガに学ぶこと|ヨガは大人に何をもたらすか
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櫻井麻美
櫻井麻美
2019-01-03
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子どもは思ったことをそのまま口に出すのが得意!

自分の気持ちを見つめて、表現することは、子どもたちには素直に受け入れられます。反対に言えば、大人の方が恥ずかしがったり、周りからの目を気にして本当の自分の気持ちを受け入れたり、素直に言葉にすることが難しい場合があります。年齢の低い子どもたちほど先入観なく、自分の気持ちをありのまま受け入れ表現することができるので、大人よりもすんなりできる場合が多いのです。

自分の気持ちを知るために、自分に集中を向ける練習を

自分の気持ちに気づくために、まずは自分に集中する必要があります。自分の呼吸を感じたり、体の状態を感じたり、今の自分に集中を向けられるようにしてあげましょう。注意が必要なのは、大人のように静かに意識を向けるのが難しい場合があることです。そのため、遊びを意識した表現が必要になるかもしれません。

呼吸の意識は、風船を膨らませる例えや、声を出しながら息を吐くとわかりやすいですね。体の意識はイメージを伝えてみると伝わりやすいです。立位のポーズだったら、土台の下半身を根っこに例えたり、山のようなどっしりさといった具合に、子どもたちでもわかりやすい何かに置き換えてみましょう。

自分に意識を向けることに慣れてきたら、そこから少しずつ自分の気持ちの変化に気づけるように声掛けしてみます。まずは体を動かした後のすっきりした気持ちを感じてもらいましょう。そこからいろいろな気持ちが自分の中に存在することを、子どもたちに知ってもらいましょう。

呼吸や体とは違い、具体的に見えない気持ちを感じるのが最初は難しい子どももいるかもしれません。焦らず、少しずつ向き合いましょう。

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