自己肯定感を高める「笑い」とヨガ哲学|心に効く“ヨガ哲学の処方箋”

 自己肯定感を高める「笑い」とヨガ哲学|心に効く“ヨガ哲学の処方箋”
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谷戸 康洋
谷戸 康洋
2018-12-09

ヨガジャーナル本誌で『漫画で読むヨガ哲学』を監修している谷戸康洋先生が、悩めるヨギに向けて送る“ヨガ哲学の処方箋”。連載形式で、ヨガ哲学の学びから考える、こころのメンテナンス法を学びます。今回は、ヨガ的な視点から「笑い」について学びます。

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日々笑っていますか?
忙しい日々が続くと、自分の楽しみな時間が減ったり、友達と過ごす時間がなくなったり、TVを見て大笑いする時間がなくなったりと、笑う時間が少なくなります。笑いは、リラックス、自己肯定感を高めるため、満足感・幸福感を高めるためにも日常で、欠かせない要素です。笑うことで、日々の役割から、ひと時の間離れて、自分自身にリラックスすることができます。

私たちは、日々何かしらの役割を常に演じています。母親役、子供役、自治会の役員、PTAの役員、運転手役、客役、上司役、部下役など、いろいろな役割を気づかず演じています。

ヨガでは緊張やストレスは、外から来るもので、リラックスや安心感は、内側に在るものと言います。今抱えている、悩み・ストレスはきっと役割があることで抱えているものだと思います。いろいろな役割が外れた自分は、本来リラックスしていて、満足している存在です。笑うこと。特に大爆笑しているときは、役割から自由になっていると思います。笑うことだけでなく、熟睡することも役割を外す時間になるのですが、起きている状態で、満足感・幸福感を高めるには笑うことがとても有効です。

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