トカゲのポーズが上達!体の動かし方「屈曲」を意識しよう

 トカゲのポーズが上達!体の動かし方「屈曲」を意識しよう
Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

苦手意識を持っていたポーズも体の動かし方を意識するだけでマスターしやすく♪「スタジオ・ヨギー」エグゼクティブ・ディレクターのキミ先生に、股関節の屈曲を意識した「トカゲのポーズ」の習得方法を教えていただきました!

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トカゲのポーズは「屈曲」を意識して習得!

前脚を屈曲させながら後ろ脚をしっかり伸ばして、背骨~大腿骨をつなぐ腸腰筋を前後にストレッチ。体幹から脚全体のインナーマッスルも強化できるポーズです。

屈曲とは...

太腿の引き上 げや前屈によ り上半身を近づける動き。 股関節の腸腰 筋が中心となって働く。主に使うのは、脚の上げ下げにかかわる股関節の腸腰筋&お尻の臀筋群。拮抗する筋肉をしっかり伸び縮みさせるのがポイント!

屈曲を意識しないと...

屈曲が浅くて腰が伸びず、背中も同時に丸くなった状態。後ろ脚の股関節も伸ばせない。

トカゲのポーズのNG
トカゲのポーズのNG/Photo by Nobuhiro Miyosh(RELATION)

屈曲を意識した「トカゲのポーズ」のやり方

1.四つん這いから左足を手の横に出し、後ろ脚を伸ばして足先をおく。

POINT:後ろ足はかかとを押し出し、腿裏を引き上げて体幹を安定させることで、股関節を前後にしっかり開いて。

トカゲのポーズ
トカゲのポーズ/Photo by Nobuhiro Miyosh(RELATION)

2.両腕の肘先を床につけて後ろ脚を引き上げ、5~10呼吸で反対も。

POINT:太腿を上体よりさらに深く曲げる動きで、内腿の筋肉も伸ばされる。

トカゲのポーズ
トカゲのポーズ/Photo by Nobuhiro Miyosh(RELATION)

屈曲を意識できるようになると...

股関節を大きく屈曲させると、反対側にある臀筋群のストレッチ効果がさらに深まる。

教えてくれたのは...キミ先生
スタジオ・ヨギー エグゼクティブ・ディレクター。2007年より指導者養成コースの構築、指導&ディレクションを担当。米国500時間アライアンスE-RYT500講師。近著に『いちばんよくわかるYOGAポーズ全集』(学研プラス)。

モデルを務めたのは...島袋聖南さん
人気番組『テラスハウス』に出演後、モデルとして雑誌やショーなどで活躍。スタイルブック『I am SEINA』(宝島社)も好評発売中。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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Photos by Nobuhiro Miyoshi(RELATION)
Hair&make-up by Kosuke Hori(+nine)
Edit&text by Nobuko Okamoto
yoga Journal日本版Vol.53掲載



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トカゲのポーズのNG
トカゲのポーズ
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