健康と幸福を左右する「ホルモン」の働きとは何か?

健康と幸福を左右する「ホルモン」の働きとは何か?

ホルモンの働きとは? ホルモンは健康と幸福にとって重要なものであり、気分から長寿に至るまで、体の機能についてのすべてを司っている。ホルモンのバランスを整えて健康的な毎日を送ろう!

ホルモンは、すべてにおいて水面下で働き続けている。すべてと言うのはまさにその通りで、ホルモンは私たちの成長、気分、エネルギーレベル、睡眠、代謝、体重、強度、筋肉、心拍、消化に関わりがある-もうおわかりだろう。体内のほとんどのプロセスはホルモンによって調整されており、ホルモンそれ自体を調整するホルモンもある。体内のこれらの化学的シグナル伝達物質のおかげで健康が保たれるが、バランスが崩れたときに病気や不調が起こる。

興味深いことに、体内の多くのホルモンのレベルをある程度変えることができると聞けば、読者の皆様は少しは安心するだろう。自らの活動、生活の送り方、スケジュール、食べるものなどによってホルモンレベルは変化する。より調和した、より幸せな内部環境を整えるための、お手軽に効果が期待できる方法をチェックしてみよう。

コルチゾール

「ストレスホルモン」として有名なコルチゾール。それは事実ではあるが、少し誤解を招く表現だ。その正体は天然の血中(循環)ホルモンで、健康なとき、コルチゾールレベルは朝起床直前に上昇し、30〜40分後にピークを迎える。朝動き出すための自然な刺激、代謝のキックスターターである。コルチゾールは、副腎を刺激してアドレナリンとノルアドレナリンを産生し、心拍出量を増加させて筋肉の血管を拡張させる。こうして1日を元気に送る準備が整う。コルチゾールレベルは夕方にかけてゆるやかに減少、体内で放出されすぎたときは自然に抑制され、深夜には最低レベルになる。

慢性的なストレスを受けていると、コルチゾールの抑制作用がうまく働かなくなり、負の側面が顔を出す。コルチゾールは、体を病気に感染させやすくすることで炎症や免疫反応を減少させる。過剰なコルチゾールの放出は、記憶に関連する脳の部位である海馬の量を減少させることが明らかになっている。また、体を再充電するための睡眠サイクルのうち、重要なレム睡眠をも減少させる。過剰なコルチゾールが不眠症、慢性疲労、気分障害につながり、脂肪蓄積を増加させるインシュリンに関連したレプチンの産生を刺激する。コルチゾールは禁断症状や甲状腺機能低下症、および高いインスリン抵抗性の要因であるといわれており、インスリン抵抗性は2型糖尿病につながるおそれがある。ウォーキング、睡眠、マッサージ、瞑想、ヨガ、笑うこと、スキンシップ-つまりリラックスできることなら何でも、コルチゾールレベルを下げることができる。

Traslated by Shuko Kurokami

RELATED関連記事

facebook

Yoga Journal Onlineをフォロー

Facebookページでいいね!する