世界10人の男性が語る「僕たちがヨガにハマった理由」

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世界10人の男性が語る「僕たちがヨガにハマった理由」

YJ EDITOR
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2018-09-23

ヨガをしないための言い訳?どれも聞いたことがあるものばかり。それなら新刊『The Yoga Man(ual)』のストーリーが楽しめるはず。ここでは、10人の男性がどのようにプラクティスを受け入れるに至ったか、いつもヨガマットに戻ってきてしまう理由を教えてくれた。

アメリカの新刊『The Yoga Man(ual)』のストーリーでは、10人の男性たちが自らのヨガ愛を語っている。どのようにヨガというプラクティスを受け入れるに至ったのか、そして、なぜヨガマットに戻ってきてしまうのか。プロ・サーファーやマラソン選手、フットボールプレイヤーやヨガインストラクターになった者まで、男たちが語るヨガの魅力とは?

1. デイブ・カラマ

ウォーターマン、ビッグウェーブサーファー

デイブ・カラマ
デイブ・カラマ

1990年代後半から2000年頃、世のほとんどの男性と同じく、私のヨガの概念的な理解は「感情に満ちたソフトで女々しいストレッチ」といったものだった。ヨガとの最初の出会いはブランド「Quiksilver」の合宿で、プラクティスの身体的な側面に重点を置いたものだった。そこで私は完全に打ちのめされ、それどころか、かなり無理をして背中を痛めてしまった。それをきっかけに、私はプラクティスから興味を失ってしまう。しかし3年後、世界的サーファーのレイアード・ハミルトンが一緒にヨガをするよう言ってきた。彼はすっかりコミットしているようで、もう一度やってみる価値がありそうだと思った。今回は、呼吸、集中、バランスをとることなど、私がヨガに期待していたものに非常に近い体験だったが、シンプルな動きの中にある身体活動に感心させられた。レイアードとの最初のセッションの間は汗だくになり、スタジオを出るときはまるでスイミングプールから出てきたようだった。ホットヨガのクラスでもなかったのに!もちろん、私はヨガ経験のない典型的な若者として取り組み、どのポーズも体の限界を認めないまま力ずくで行い、どんな状況も呼吸ではなく強がりで乗り越えようとしていたのだが。呼吸の指導は私にとってなじみのないものだった。こんなに激しい動きの間に呼吸することは不可能に思えた。空気を吸い込むのにハーハー息を切らさなければならなかった。それは非常に屈辱的な体験で、私のヨガの認識を完全に変えてしまった。そしてこれがヨガにハマったきっかけだったんだ。

ヨガには女々しい所など少しもない。非常にタフでフィジカル、幸福感とリラックス感の中間くらいの気持ちが持続する。私はすぐにパドリングでの違いに気づくこととなる。当時、私より少しだけパドリングが速い男性がいて、10回のうち8回、彼は私を打ち負かしていた。しかし、レース前にヨガをした日にかぎり、私は彼を完全に打ち負かせるようになった。それが私にとっての転換点で、私は定期的にヨガプラクティスを始めた。今までこんなに高速でパドルボードに乗れたことはなかった。ヨガは本当にスポーツを変えてくれる。サーフィンやパドルボードを問わず、私が行うどんなウォータースポーツでも、スピードやタイム、距離、波との関係など、潜在意識下で行われるデータの計算が必要な、変わりやすい状況にいる。潜在意識がリラックスし、ストレスや外部の思考から解放されたとき、より良い意思決定をすることができる。基本的に、より簡単にフロー状態に入れるようになる。私にとって最も難しいのは時間を見つけることだが、ほんの15分でもヨガをすることができれば、大きな助けになるんだ。

2. マイルス・フェノン

マラソン、ウルトラマラソン選手

マイルス・フェノン
マイルス・フェノン

私がリアルにヨガに目覚めたのは、ランナー向けの4セッションで構成されたヨガワークショップに参加したときだった。100マイル走に向けてトレーニングするときは週平均50マイル走るが、私は体を痛めつけない何かをしたいと思った。クラスは初級のスロー・フロー。ポーズのまま長い時間キープし、ポーズからポーズへはゆっくりと移動する。第一印象は、「本当に難しい」。私にはポーズをとるための上半身の強さがなかったし、呼吸をコントロールすることもできなかった。だがポーズをぎりぎりまで少しずつ作り上げ、ゆっくりと元に戻ってくるその感じが好きだった。また、リラックスできて自分のリセットボタンを押すことができる、静かな場所で1時間過ごすルーティンも好きだった。ランニングに特化したクラスのおかげで通常クラスへのプレッシャーも少なくなり、そこからより激しいホット・ヴィンヤサヨガのクラスへ通うように。クラスは本当にハードで、苦も無く体を勢いよく動かす女性の隣で、私はまったくの初心者のようだった。それが、私が心からヨガの呼吸の側面を認め始めた時である。呼吸が乱れれば、体が限界に達したとわかる。呼吸のクオリティは、背中を休ませるか、ほかのバリエーションを試すためのシグナルで、走るときにも調整できるようになった。けがはもう何年も負っていないが、それはヨガによるところが多いと思っている。ヨガはランニングによる筋肉のこわばりを相殺する、ストレッチの革新的な方法だと気づかせてくれた。トカゲのポーズはこわばった腰に、立位前屈は下背部とハムストリング、壁に脚を上げるポーズは両脚の回復に効果的だ。家でテレビを見ながらでも、この3つのポーズを毎日行うようにしている。

Trasnlated by Shuko Kurokami

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