理学療法士に聞く|「ポーズ反り腰」を改善!ポーズによる腰痛を防ぐために鍛えるべき筋肉とは

 理学療法士に聞く|「ポーズ反り腰」を改善!ポーズによる腰痛を防ぐために鍛えるべき筋肉とは
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「ヨガを始めてから腰が痛い」「後屈系のポーズがつらい」と感じていませんか? もしかしたら、ポーズ中に腰に負担をかけている「ポーズ反り腰」に陥っているかも...。理学療法士の中村尚人先生が「鍛えるべき」と説く筋肉とは。

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動的アライメントが整う隠れ救世主「内腹斜筋」とは?

ポーズ中、腰をつめるようなアライメントを続けていると、背骨の椎間関節に負担がかかり、腰痛の原因になります」と中村先生。ヨガ中、気づくと「反り腰」になっていることって多いもの。そこで注目したいのが「内腹斜筋」です。

反り腰になりやすい2つの理由

そもそも、反り腰になりやすい理由は何なのか。中村先生は、この2つが考えられるといいます。

①骨盤を後傾させる筋肉より前傾させる(腰を反らせる)筋肉が強い

②後屈するときに大臀筋など体を縮める筋肉を使うことで腰をつめてしまう

内腹斜筋を鍛えると、反り腰を予防できる

内腹斜筋は骨盤を後傾させる筋肉で、腰を伸ばす方向に働きます。後屈系だけでなく、あらゆるポーズで使えば、腰痛が予防できます(中村先生)。

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text by Yasuko Ito
Illustration by Misako Nakagawa
Yogajournal日本版vol.57掲載



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内転腹斜筋