食欲の秋を楽しめないのはピッタのせい?|秋を迎えるためのアーユルヴェーダ的心構え

 食欲の秋を楽しめないのはピッタのせい?|秋を迎えるためのアーユルヴェーダ的心構え
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HIKARU
HIKARU
2018-09-02

ヨガ講師でアーユルヴェーダカウンセラーとしても活動するHIKARU先生に、アーユルヴェーダの知恵を借りて、日々を心地よく過ごすヒントを教えていただきます。今回のテーマは「秋を迎える準備」。

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アーユルヴェーダから考える「秋を迎える準備」とは?

少しずつですが秋の気配を感じられる日も出て来ました。例年以上に暑い日々が続きましたので、ひき続き心身を労わりたいところです。

アーユルヴェーダでは、自然界を大宇宙とすると、私たち一人一人はその縮図である小宇宙と考えます。そして自然界はヴァータ、ピッタ、カパという3つの物質的なエネルギーの働きによって成り立っていますので、私たちの体も同じ3つのエネルギーの働きによって維持されていることになります。

暑い夏の時期には、その中の“ピッタ“という火のエネルギーの影響を多く受け、日々体内に蓄積してきました。日中の強い日差しや熱気にあたるとピッタは増えますし、食事の中では辛味、酸味、塩味を多く取るとピッタをどんどん増やします。またイライラや怒りを感じることもピッタ増加によるものです。

そしてこの増加し蓄積されたピッタが悪化する季節、それが秋なのです。猛暑が落ち着き朝晩過ごしやすい気温になり始め、ほっと一息つける頃には、思いっきり食欲の秋に突入したいところなのですが、ピッタが悪化してしまうとなかなか食事を楽しむことができません。

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