なぜ他人の幸せに落ち込むのか|「ネガティブな私」を受け止めるヨガの教え

 なぜ他人の幸せに落ち込むのか|「ネガティブな私」を受け止めるヨガの教え
PIXTA
広告

自分に足りなさを感じてしまう原因が【不安】という感情から引き起こされていること、そして不安が「べき思考」が生み出されやすいこと、それらによって悪循環がおきることについてお伝えしました。「原因は分かったけど、じゃあどうすればいいの?」その具体的な解決策についてご紹介します。

1.「自分は焦っている」ということを認める

他人の幸せを素直に喜べればよいですが、なかなかそういう気持ちになれない時もありますよね。だからこそ、「今他人の幸せを聞いて不安になった」「そしてその幸せが喜べない自分がいる」「自分のことがなかなかうまくいかなくて焦っているから」というように自分の気持ちを一旦認めてしまうこと。逆に「そんなこと感じていない。感じてはいけない」と自分の感情を否定すると、余計に苦しくなります。
また、人と自分を比べてしまう癖があると心当たりがある方は、カウンセリングでも用いられる方法で整理、書き出してみることもおすすめ。

 A:出来事(冷静に何があったのかを事実ありのままに受け止める)

 B:思考(AとCの間にどんな思考が働いたのか。もしかしたら偏った思考が存在するのかも)

 C:感情(どんな感情になったのか。あるいは思考にどのような影響を受けたのか考える)

Bに偏った考え方をするクセがあると、他人と比べることやそれによって嫌な気持ちになる原因になっているかもしれません。まずはそのクセに気づくのが一歩!

2.自分のできていることに目を向けてみる

他人と比べると、どうしても「自分はできていない。」と思いがちですが、果たしてそうでしょうか?自分ができていないと思い込んでいるだけで、実はできていることってけっこうあるはず。まずは小さいことで良いから、自分のできていることに目を向けてみましょう!その時に、リフレーミングという方法を使って、いつもの感じ方とは違う方向に言い換えてあげるとベスト!例えば、

A:私は話が上手にできない→B:私には聞き上手なところもある

A:私は人に流されやすい→B:私には柔軟性がある

いつもはAの考え方をするクセがあったとしても、視点を変えてBのように考えてみるとポジティブな印象を受けませんか?

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告



RELATED関連記事