「食べてはいけない、さもないと…」アメリカにおける加工食品をめぐる論争

AARON COLUSSI

「食べてはいけない、さもないと…」アメリカにおける加工食品をめぐる論争

SALLY WADYKA
SALLY WADYKA
2017-11-28

2.カラギナン

海藻から取れる物質であるカラギナンは、嗜好性の高い食品、例えば、アイスクリームや、豆乳、ナッツミルク、ドレッシング、カッテージチーズ、缶入りホイップクリームなどに使われる。これは何十年もの間加工食品に使われており、FDAの食品添加物リストでも安全であるとされている。しかし、この添加物が安全ではないとする研究結果は山のようにある。カラギナンは、がんや関節炎、アテローム性動脈硬化症、糖尿病などの病気の原因になりうる胃腸や組織の炎症を引き起こすことが分かっている。「カラギナンを少量摂取することでも、炎症性腸疾患のような病気に影響を及ぼす可能性があることを、我々のデータは示しています」と言うのは、イリノイ大学医学部の臨床医学准教授ジョアン・トバクマン博士。数年にわたって、カラギナンの研究をしている。

【まとめ】

カラギナンは避けるべきだと、FDAに添加物に関する規制を修正するよう請願をしたトバクマンは言う。やっかいなのは、カラギナンは、非常に多くの加工食品に含まれていることだ。そのため、食料品店では、成分ラベルをきちんと確認する必要がある。まずは、カラギナンが添加されやすい乳製品から注意してみよう。しかし、ポジティブな面もある。一部の会社はカラギナンの使用を禁止する措置をとっている。例えば、WhiteWave Foods社は、人気ラインであるHorizonとSilkの製品からカラギナンのカットを段階的に行っている。
米、GMO、カラギナンについて言われていることを整理した今、食べ物の選択が少し楽になったのではないだろうか。自分自身の健康についての広い見方を覚えておこう。「最も重要なことは、日常の食生活が全体的に見て健康的であることです。強迫観念的に、特定の食物や添加物を細かく管理する必要はないのです」とシンパーマンは言う。

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Photos by Aaron Colussi
Translated by Mami Larch
yoga Journal日本版Vol.44掲載

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