無意識に彼を見下していない?彼へのマイナス感情を克服する方法

 無意識に彼を見下していない?彼へのマイナス感情を克服する方法
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伊藤香奈
伊藤香奈
2018-07-25

どれだけ好きな人と付き合っても、大恋愛の末に結婚しても、彼への不満は活火山の噴火のようにとめどなく湧いてきてしまうもの。でも、彼を見下したり悪者にするのって、じつは自分の価値をとてつもなく下げていることに気づいてますか?今日から彼の見方を変えてみようかなと思いたくなる真実のお話。

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でも「そんな彼が大好き」なのでは?

「彼が優しくない」「人間としてどうかと思う!」など、彼の人間性をも否定するような愚痴をこぼしているあなた。でも考えてみて。そんな「しょーもない彼」を大好きで、なんだかんだ頼っていて結局別れられないのは…ほかでもない、あなた自身ではないでしょうか?彼を見下しているようでいて、結局あなたも同レベルの人間性だということにほかならないのです。

「私は見る目がありません」って宣言しているの?

さらに、交際相手や旦那さんを否定することは、そんな彼を好きになった自分自身の人を見る目や恋愛観をも否定しているということ。「彼がダメなんじゃなくて、自分がダメなんですー!」と言い散らしているようなものなのです。「似た者夫婦」「類は友を呼ぶ」「鏡の法則」などと言うように、彼とあなたはどこか似ているはず。彼に対して抱く不満を冷静に見ていくと、反面教師な部分や自分自身の中にも実はそういう面がある…なんてことに気づくかもしれません。

不満を持ったらその感情を咀嚼しよう

イラっとする感情が芽生えた時は、すぐに相手にぶつけたり女友達に愚痴を吐く前に、まずは自分のなかでその感情を噛み砕いてみて。「似た部分があるのかなぁ」「私も彼に同じ思いをさせてないかなぁ」「もしかしてこれって彼なりの優しさなの?」「どうして彼はそんな言い方をするんだろう?」「彼のこの人間性を作った家庭環境やバックグラウンドがあるのかなぁ?」「もしかして、私の抱えるトラウマが、不満の原因かも…」そんなふうにいろいろと深掘りしていくと、自分の中にも相手の中にも、まだ気づかなかった部分に触れていくかもしれません。意外に原因は自分だったという事も少なくないかもしれません。そして、そういう気づきや、考えるキッカケをくれた彼に、少し感謝する気持ちが芽生えると、さらに彼との関係に変化が生まれてくるかもしれませんね。

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