「本当にやりたいことって?」人生の目的を見つけ、夢を叶えるためのヨガ的プロセス

BEN FULLERTON

「本当にやりたいことって?」人生の目的を見つけ、夢を叶えるためのヨガ的プロセス

HALLIE LEVINE
HALLIE LEVINE
2017-11-26

STEP5.サポートしてもらう

私たちはなぜ、最も助けが必要な時ほど「助けてください!」と言えなくなってしまうのだろうか?「弱みを他人に見せ、欠如している部分に助けを求めることは確かに恐れを感じるでしょう。しかしその恐れや弱みを開示することで、誰かのサポートが得られ、それが成功の鍵となるケースが多くあります」とナンシー・レヴィンは語る。まさにこの恐れをチャンスとサポートに変えたのがチャンタル・ピエラットだ。彼女が起業のために退職願いを恐る恐る申し出た時、なんと雇用主は彼女の新事業が軌道にのるまでの一年間、経済的にサポートするオファーをしてくれたのだ。「このオファーがあったからこそ、軌道にのるまでの最初の一年間、安定してビジネスを展開することができました」
レベッカ・トリンが一人で妊婦になることを悩んでいた時も、最初は誰かが助けてくれるものなのか疑っていたという。「でも実際は、恐怖を感じている時期には必ず話を聞いて導いてくれる女性たちがいました。一人で妊娠することに戸惑いを感じている時も、母親になることについて知ろうとする時も、誰かが助けてくれたのです」
もしまだ、助けを求めることに抵抗があるなら、助けを求めたあとに何が起こるのが怖いのか考えてみよう。自分の傷つきやすさが露呈することが怖いのか? 自分一人でやることへのこだわりから離れるのが怖いのか? それとも、自分の熱い夢に向かって突き進むことをわがままだと思われたくないのか? これらの答えは、あなたしか答えられないはず。覚えておいて欲しいのは、あなたの本当の夢の達成を通して世界に貢献していくことこそが、最もパワフルな奉仕作業になるのだということだ。

STEP6.チャンスを逃さず、Yesと言う

誰もが夢の実現に近づけば近づくほど、自分に対して疑問が湧いてしまうものなのかもしれない。例え経済状態が安定していて、確実な行動プランがあり、友人や家族が協力的でも、大きな決断の前にはためらってしまうものだ。「基本的にノーリスクで起こせる行動というものはありません」とコープ博士は言う。「結果が事前にわかる行動というのもありません。ですから、最終的には結果を見るために誰もが行動を起こすことになります。その時もう一度、なぜ、何のために私はこれら全ての行動を行っているのかを、夢の実現が目前に迫った今、自分に問うべきなのです」
さらに「疑いとは、苦悩が変形したものであり、行動力を抑制します」とコープ博士。もし、あなたが凍ったように動けなくなった場合、ヨガのアーサナや呼吸法、瞑想によって、自分がこの旅を始めた頃の当初の目的を再確認することが大切だ。直感を信じ、この世界で何がしたいのかを捉え、そして行動すること!
ビジネスの契約書にサインする前日のような、大きな波を掴む前の数日は静かに座って、自信が出るアファメーション(自己肯定の言葉)を唱えよう。「アファメーションとは、シンプルに言えば『はい、私はそれが出来ます』と宣言することです」とマリー・ベス・ラルー(カリフォルニア州ヴェニスを拠点に活動するヨガティーチャーでありライフコーチ)は説明する。「これは、あなたの飛躍を妨げるストレスホルモンの分泌を減らす効果があります」
アファメーションの効果は絶大で、レベッカ・トリンは息子を授かる数週間前にそれを感じたという。「答えは本来、いつもYesなのだから、パターン化した過ちや恐怖に負けて、それをNoにするべきではありません。それに気付いた時、私は今までどれだけ母親になりたかったのかを悟り、前進することができました」

STEP7.あなたのゴールは本当の自分に近付くこと

夢が叶いつつある時期に起こる歓喜の陶酔状態から一転、夢を追いかけ始めた頃に感じていた不満感を再び感じるようになっても驚かないで欲しい。「この現象は心理学用語で、快楽適応と呼ばれています。感情は一時的なものであり、その感情の山場を越えるとまた最初の心理状態に戻ってくるという現象です」とソンジャ・リュボミスキー博士(カリフォルニア大学リヴァーサイド校教授、「The Myths of Happiness」の著者)は語る。
一度、不快感を感じた出来事というのは、また同じ出来事が起こった時に、また同じ不快感を与える。しかしそんな渦中にあっても、楽しみながら自分を整え、本来の目的を果たし、世界に有意義な何かを届けているという自覚を持ち続けることは出来る。「あなたの最終目的は、トゥルーセルフ(本当の自分)に近付いていくことです。より深い満足感とは、このために私は生まれてきたのだと思えることをし続けることで生まれます」とコープ博士は語る。
「私のヨガの先生は、いつも私が次の呼吸を気にしすぎて焦って呼吸していることを指摘してくれました」とレベッカは語る。「私の息子アイデンが生後数カ月だった頃、このヨガの先生が教えてくれた、今の呼吸に集中するという哲学をいつも心にとめていました。経済的に苦しい時、夜通し息子をあやしている時、自分に言い聞かせました。今日一日、この瞬間を生きればいいと。もちろん、そんな簡単にうまくいかない時もありましたよ。それでも、この小さな宝ものを抱きしめ、甘く幸せな香りをこの小さな男の子から感じるとき、私の選択は正しかったといつも感じています」
 

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Photos by Ben Fullerton
Translated by Joy Yu Natsume
yoga Journal日本版Vol.40掲載

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