「本当にやりたいことって?」人生の目的を見つけ、夢を叶えるためのヨガ的プロセス

BEN FULLERTON

「本当にやりたいことって?」人生の目的を見つけ、夢を叶えるためのヨガ的プロセス

HALLIE LEVINE
HALLIE LEVINE
2017-11-26

ヨガは直感への意識を敏感にする

誰もがこのエミリー・ハイランドと同じような経験をしたことがあるだろう。「では、どうしたらそれをはっきりと見つけられるのだろう?」この難題にステファン・コープ博士(心理療法士、ヨガティーチャー、「The Great Work of Your Life」の著者)はこう答える。「ヨガ的視点で言えば、私たちの内側にある本来の姿、本質というのは、いつも目覚めの瞬間を待っています。マインドは本来、直感的に私たちの本当の声を知っています。ですから全てのヨガの練習の目的は、本質に向けてマインドを調律し、目覚めさせることであると言えます」
もともと真面目なヨガ練習者であったエミリーが最初に出した答えは、まず週末のヨガティーチャートレーニングに申し込むことだった。「ヨガスタジオに入った時、精神的に疲弊してしまった環境から、静かに集中して本来の自分を受け入れられる環境に来たんだと安心しました」。そして数週間後、彼女は自分の本当の声が聞こえた。「以前より色々なバランスがとれるようになり、体を労ることに多くの意識を向けられるようになりました。私が本当にやりたいことは、この意識を他の人たちとシェアすることだと感じました」。数カ月後、彼女は退職し、フルタイムでヨガ指導を始めた。 
数年後、エミリーは直感に従って選択したあの日の経験をもう一度信じて、夫と共にレストラン「エミリー」をオープンした。「一緒に食事をする時間というのは、私たちにとって一番重要でかけがえのない時間。様々な人たちを招いて、美味しいものを食べる。アットホームで素晴らしい時間をみんなで過ごせるようなレストランを作りたいと気付きました」
ロチェスター大学研究チームの調査結果によれば、外発的動機(お金や名誉のために行動するモチベーション)によって行動する人に比べ、エミリーのように内発的動機(やりたいからやるモチベーション)に突き動かされ行動する人の方がより個人満足度、幸福度が高いという。もちろん、家賃を払ったり、食費を稼ぐ必要がある現実は誰もが理解していること。だが気付いて欲しいのは、「幸せな人生」と、「ニーズを満たすためだけの人生」との違いだ。「ヨガの世界にはダルマと呼ばれる聖なる役割、義務がありますよね。全ての人生はこの聖なる役割を悟り、受け入れるための巡礼の旅だと言えます。ヨガは私たちに呼びかけているのです。私たち一人ひとりに与えられた才能を活かし、自分自身の魂と世の中の両方にとって良い行いを続け、貢献することを」
今回はプロフェッショナルライフコーチ、ヨガティーチャー、能力開発エキスパート、そしてファイナンシャルプランナーにインタビューした。直感に従いながらも、現実的に進む方法を紹介する。

Photos by Ben Fullerton
Translated by Joy Yu Natsume
yoga Journal日本版Vol.40掲載

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