男性にありがち「ヨガのダウンドッグが苦手…」を解決!意識すれば男性でもできるようになる裏ワザ

 男性にありがち「ヨガのダウンドッグが苦手…」を解決!意識すれば男性でもできるようになる裏ワザ
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ヨガでおなじみのダウンドッグ。見た目はシンプルですが、いざやってみると難しさを感じる人も多いと思います。今回は、特に男性にありがちなお悩みをチェック! さまざまなお悩みをまとめて改善する裏ワザをご紹介します。

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ダウンドッグとは?

ダウンドッグ(またはダウンフェイシングドッグ)/日本語名「下向きの犬のポーズ」は、ヨガレッスンでよく登場するおなじみのポーズ。両手両足で体を支え、犬がお尻を上にしてグーンと伸びをしているような姿勢でホールドします。見た目はシンプルですが、実は体への意識が必要になるとても奥が深いポーズなのです。

ダウンドッグ
イラストAC

男性に多いダウンドッグのお悩み

ヨガ男子の皆さん!ダウンドッグを行う時に、こんなお悩みはありませんか?

手が滑る

ダウンドッグでキープしているとき手がズルズルと前にすべっていく……。これはマットの材質の問題だけではなく、手の汗の場合があります。一般的に女性よりも男性の方が体格がよく筋肉量が多いため、汗をかきやすい傾向にあります。手が滑るとぐっと床を押せず、背骨がピンと伸びず台形のような形のダウンドッグになってしまいます。

肩まわりが詰まる

肩まわりがギュッと詰まってなんだか息苦しい……。それは手の幅や肩の筋肉が関係してきます。よく「両手は肩幅に」と言われると思いますが、三角筋がしっかり発達している男性だと、肩と首の距離が近くなり詰まったように感じることがあります。また、肩が内回し(内旋)になることも肩が詰まって感じられる原因になります。

かかとが床に着かない

ダウンドッグでかかとが床につかない場合、アキレス腱やもも裏が硬いせいかな……?と思う人も多いでしょう。実はそれだけが原因ではありません。頭から骨盤を引き離し、骨盤をしっかり後ろに引く意識がないと、重心が前にかかりかかとが浮いた状態になってしまいます。まずは重心を足の方に移すことがポイントです。

【男性にありがちなNGポーズ】

ダウンドッグ
photo by Kanako Noguchi

男性必見!ダウンドッグのお悩みをまとめて解決する裏ワザ

道具いらずでお悩みを解消できる裏ワザをご紹介します。順を追って取り組めば少しずつポーズが変わっていくと思います。

1.よつんばいからお尻を持ち上げ、膝を曲げたままマットの縁を外から握る。

ダウンドッグ
膝を突っ張るのはNG/深く曲げて行う photo by Kanako Noguchi

2.マットを横に引っ張りながら前に押す。手をマット幅に開くことで肩が詰まるのを防げる。

ダウンドッグ
肩まわりにスペースが生まれる photo by Kanako Noguchi

3.手から骨盤を遠ざける。足に重心が移ってきたらかかとを床へと下ろしていく。

ダウンドッグ
マットを握ることで手が滑らず、重心が足にのりやすい photo by Kanako Noguchi

 

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のぐちかなこ

のぐちかなこ

専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。



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ダウンドッグ
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