【これだけで】老け見え姿勢や体力の衰え…40代以降の体の変化におすすめ!バードドッグのポーズ

 【これだけで】老け見え姿勢や体力の衰え…40代以降の体の変化におすすめ!バードドッグのポーズ
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40代を過ぎると食べ過ぎていないのに太りやすい、姿勢のせいで老けて見える、体がたるんでいるような感じがするなど、体の変化や不調を感じやすくなるかもしれません。どうにかしたいけれど何から始めたら良いかわからない、激しい運動は無理という人にもおススメのポーズをご紹介します。

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バードドッグのポーズとは?

四つ這いの姿勢から片腕と片脚を伸ばしてバランスを保つバードドッグのポーズでは、次のような効果が期待できます。

バードドッグのポーズ
バードドッグのポーズ(四つ這いのバランスポーズ)/ Illustration by illust AC

太りにくい体に

バードドッグのポーズでは大腿四頭筋(前もも)、大臀筋(お尻)、三角筋(肩)といった、全身の中で大きな面積を占めている筋肉を一度に使うポーズです。筋肉を使うということは、体に熱を生み出し、基礎代謝量(体温の維持、心臓の動き、呼吸など、自分で体を動かしていなくても消費されるエネルギー)がアップして太りにくい体になっていきます。

老け見え姿勢の解消

直立姿勢に大きくかかわっている、首から腰にかけて背骨の両側にある脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)や、腹筋も鍛えることができ、猫背や巻き肩などの老け見え姿勢の解消にもつながります。脊柱起立筋は腸肋筋(ちょうろくきん)・最長筋(さいちょうきん)・棘筋(きょくきん)の3つの筋肉からなる筋肉です。

脊柱起立筋
脊柱起立筋 / Illustration by illust AC

体幹とバランス感覚を鍛える

背中、お腹、肩、お尻の筋肉を使うので体幹が鍛えられ、バランス感覚も向上します。※体幹は腹筋だけでなく、胴体の筋肉全体をさします

やり方と効果アップのポイント

四つ這い

1)四つ這いになる。手は肩の下、膝は腰の下に位置を整える。手と膝の位置がずれると手足をあげた時にバランスを取りづらくなるので、始めにきちんと位置を整えるのがポイント。

バードドッグのポーズ
上げた脚はお尻と同じ高さにキープ

2)片脚を上げる。両手で床を押して胴体を支え、できるだけ胴体と同じ高さになるようにキープ。目線は真下に向けて首をまっすぐに保つ。膝に負担を感じるときは下にタオルなどをあてる。

バードドッグのポーズ
目線は下を向いたままで

3)もう少しできそうなら、上げた脚と反対側の腕を前に伸ばしてバランスを取る。指先を前に、足を後ろに長く伸ばす。バランスを取るのが難しくなったり、息を止めてしまうことがあれば、両手をおろして2)に戻る。

4)数呼吸ホールドして、終わったら四つ這いに戻って反対側も同様に行う。息を止めず、吸う息と吐く息を同じ長さに保てる程度の長さ、回数で。

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AUTHOR

吉田加代子さん

吉田加代子

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。



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脊柱起立筋
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バードドッグのポーズ
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