「寝ても寝ても疲れが抜けない」疲労タイプ別のケアとおすすめポーズ|押さえるべき3つのポイント

 「寝ても寝ても疲れが抜けない」疲労タイプ別のケアとおすすめポーズ|押さえるべき3つのポイント
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磯沙緒里
磯沙緒里
2022-06-22

「寝ても寝ても疲れが抜けない」「最近疲れやすくなっている」「ずっとだるい」……。そんな慢性的な疲労、どうにかしたいですよね? 抜けない疲労感を癒すための、3つのポイントを押さえたケアを紹介します。

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あなたは疲労はどのタイプ?

疲労タイプ
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慢性的な疲労感やだるさといっても、表れる不調はさまざま。まずは自分がどの不調タイプに当てはまるのかチェックしてみましょう。

寝ても寝ても眠い、睡眠が浅い、寝起きから疲れている

通常は睡眠によって回復されるはずの疲労が、回復されていません。その理由は、睡眠の質の低下。睡眠サイクルを整え、心身ともにストレスケアを行い、質の高い睡眠へと改善することが必要です。

胃腸が疲れている

忙しさのあまり生活習慣が乱れてしまうと、内臓機能が低下することがあります。内臓機能の低下の中でも、多くの人が抱えているのが、胃腸の疲れ。胃腸の機能が低下してしまうことで、消化や吸収がしにくくなり、代謝が低下。疲れが溜まりやすく、だるさが残りやすくなるのです。食事や生活習慣の改善を心がけ、同時に胃腸へアプローチするストレッチも行いましょう。

身体がこり固まっている

肩こりや腰痛、足のだるさなど、身体のあちこちがこり固まっているのにも関わらず、ほぐさずにいると、疲労感はどんどん蓄積されていきます。それだけでなく、筋肉の強張りはひどくなり、痛みとなって日常生活に影響を及ぼすことも。1日の終わりに少しでも筋肉の強張りを改善することが大切です。

疲労タイプ別、おすすめのケア方法

それぞれの疲労タイプ別に簡単にできるセルフマッサージ・ストレッチをご紹介します。

睡眠の質改善に【後頭部マッサージ】

ストレスが溜まっている時、思考を働かせ過ぎた時などは頭が凝り固まっています。ベッドの中でもできる後頭部マッサージで、リラックスしてから入眠しましょう。

1. 枕に頭と首をのせ仰向けになりましょう。

2. ひと差し指から小指までを後頭部に当て、後頭部の中央から耳に向かって指先でマッサージを行います。自分の頭の重みが指先にかかるので、指で強く押さなくてもマッサージすることができます。

胃腸疲労改善に【ひねりストレッチ】

胸を開き、腹部をひねることで腸を刺激するストレッチです。リラックス効果も高いので、ストレスが原因で胃腸に違和感を感じている人にもおすすめです。

1. 仰向けになり、両膝を立て、両手を肩の高さで横に広げ伸ばします。

2. 両足を右側へ倒し、顔を左側を向き、腹部をねじります。ねじりを感じたところで、5〜10呼吸キープしましょう。

3. 反対側も同様に行います。

足のだるさ改善に【ふくらはぎマッサージ】

第2の心臓と呼ばれるふくらはぎをほぐすことで血流が促進されます。手を使わずにベッドの中でもできるマッサージなので、疲れている時でも行いやすいですよ。

1. 仰向けになり、両膝を立てます。

2. 左膝に右ふくらはぎを当て、押し付けながらマッサージします。少しずつ位置を変えながらふくらはぎ全体を押します。強張りを感じる部分があれば、痛みがない程度の強さで丁寧に押しましょう。

3. 反対側も同様に行います。

複数の疲労タイプが重なる人には、こちらもおすすめ

疲労タイプをチェックして複数当てはまったという人は、動画を見ながらストレッチを行ってください。寝る前に10分程度するだけで疲労回復しやすくなりますよ。運動不足の人でも行いやすい内容ですが、体調を見ながらできるポーズだけ行っても大丈夫です。

 

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磯沙緒里

磯沙緒里

ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。



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