生理の日も諦めない女の子を増やしたい|ジュニア向け吸水ショーツ<ガールズリープ>開発者の想い

 生理の日も諦めない女の子を増やしたい|ジュニア向け吸水ショーツ<ガールズリープ>開発者の想い
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竹田歩未
竹田歩未
2022-01-07

「世界中の女の子をコソコソ・ドキドキから守る」というメッセージを掲げ、ジュニア向け吸水ショーツ「ガールズリープ」を開発・販売する宮口真由美さんにインタビュー。購入者とのコミュニケーションを大切にし生理に悩む女の子たちに寄り添う姿勢や、バイタリティ溢れる考え方から前向きなパワーを貰えました。

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娘の生理に備えて、自ら吸水ショーツを開発

 ジュニア向けサイズの吸水ショーツを開発したきっかけはなんですか?

3年ほど前、アメリカに吸水ショーツというものがあると耳にしもうすぐ生理が始まる娘のために早速取り寄せたものの、サイズが全く合いませんでした。アメリカから取り寄せたショーツは日本の女の子の体格には大きすぎたんです。

私は元々インナーのバイヤーやMDをしてていたので、取り寄せた吸水ショーツを見て「私にも作れる!」と思い、自分でジュニア向け吸水ショーツを開発することにしました。勤務していた頃の会社の上司にかけ合って工場を紹介してもらい、生地は自分で手配してサンプルを作りました。当時日本にジュニアサイズの吸水ショーツはなかったので、ガールズリープはジュニア用吸水ショーツとして日本初になりますね。

ジュニア向けサイズ吸水ショーツ「ガールズリープ」
ジュニア向けサイズ吸水ショーツ「ガールズリープ」

 最初はタブー視された挑戦。数年間で変わった吸水ショーツに対するイメージ 

お嬢様や周りの方々の吸水ショーツに対する反響はいかがでしたか?

最初、商品サンプルをつくって親戚の子どもたちに試してもらったものの、生理の話をすること自体に抵抗があったのかはっきりと使用感を教えてくれないことが多かったです。

そのうえ、ガールズリープが出来た当初、私が吸水ショーツを開発することに対して周りの方々から「何言っているの!」と懐疑的な反応を返されることが少なくありませんでした。ですが、吸水ショーツの認知度が高まってきた今ではそのような方々からも「挑戦してよかったね」と前向きな反応をいただけるようになり、嬉しい限りです。  

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Text by 竹田歩未

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竹田歩未

竹田歩未

ライター/中国語翻訳。大学在学中に場所や時間に縛られない働き方に興味を持つ。卒業後の2022年〜ライターとして活動しながら念願の台湾留学を実現。Instagram「フェムテクラブ|フェムテック・フェムケアグッズ」を運営。SNS:Ayumi Takeda @ayumin_tkd フェムテクラブ @femteclub



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