過食予防、代謝アップ…知られざる中東料理食材の魅力と効能

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健康に良いと注目の「中東料理」!知られざる食材の効能に迫る

MARJORIE KORN
MARJORIE KORN
2017-11-10

鉄分豊富な「クミン」が消化器の不調を改善

中東料理食材の魅力
(Photo by PIXTA)

植物の種であるクミンシードは、中東の様々な国々で一般的に使われており、古代からあるスパイスだ。ホールのままのものもパウダーのものも一般的に販売されている。クミンには1日に必要な鉄分(体力を維持するのに必要なミネラル)の22%が含まれている。ティースプーン1杯のクミンシードを使ったティーは、消化器の不調を整えてくれると言う人もいる。クミンシードを使ったスパイシーナッツミックスを作ってみよう。ひとつまみのクミンシードと自然塩、シナモンパウダー、メープルシロップ大さじ1/2を混ぜ、クルミ1/2カップとオリーブオイル大さじ1/2と合わせる。オーブンシートに広げて200度のオーブンで10〜12分焼く。ナッツ同士が軽くくっつき、いい香りがしてきたら完成。冷ましてから食べよう。

 

高タンパク・高食物繊維の「フリーキー」

地中海地方の古代穀物であり、何世紀にもわたってエジプトとレバノンの主食であったフリーキー。緑色のうちに収穫された小麦を焼いて割ったものだ。高タンパクで高食物繊維なので、満腹感を得られやすく、食べ過ぎを防いでくれる、とアメリカ栄養士会の登録栄養士であり、ロサンゼルスにある食品栄養アカデミーのスポークスマンであるバンダナ・シェスは言う。ギリシャヨーグルトにフリーキー、フルーツ、ハチミツ、シナモンをトッピングしたものは、シリアルに代わる朝食としておすすめだ。

 

中東版ケチャップ「ザタール」が代謝を助ける

スパイスブレンドであるザタールは、中東におけるケチャップのようなもの。どこにでもある。中東の国々はそれぞれのブレンドがあるが、一般的には、酸味のあるスパイス、スーマック、ドライオレガノかタイム、塩、炒り白ごまを混ぜたものだ。これらの種子にはタンパク質、コレステロール、糖質の代謝を助けるミネラル、マンガンが含まれている。ザタールは、サラダのドレッシングに使われたり、パンのディップとしてオリーブオイルと一緒に食卓に出たり、ヨーグルトやチーズにかけたりする。

 

中東料理の代表的な食材を取り上げたが、中東料理のヘルシーな魅力は奥深い。実際に食べてみると、中東料理がなぜ健康志向な人たちに注目されているか、身をもってわかるだろう。

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Food-styling by Eric Leskovar
Prop-styling by Nicole Dominic
Translated by Mami Larch
yoga Journal日本版Vol.37掲載

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