過食予防、代謝アップ…知られざる中東料理食材の魅力と効能

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健康に良いと注目の「中東料理」!知られざる食材の効能に迫る

MARJORIE KORN
MARJORIE KORN
2017-11-10

ポリフェノールや食物繊維が豊富な「ザクロ」

中東料理食材の魅力
(Photo by PIXTA)

ザクロは、中東文化に関わりの深い果実だ。アダムとイブがエデンを追放されたとき、イブが食べたのは、リンゴではなくザクロであるとする聖書研究者もいる。ザクロの種を覆う酸っぱいジューシーな果肉は仮種皮といい、中東でポピュラーな調味料である糖蜜の原料であり、栄養が詰まっている。半カップ分で食物繊維4g、赤ワインや緑茶の3倍もの抗酸化物質を含み、カロリーは72kcalだ。さらに、イスラエルの科学者によれば、ザクロの果汁に含まれるポリフェノールは、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすサポートをする。ザクロの皮を剥くと、果汁が溢れて手や布が赤く染まってしまう。果汁をガードするために、ボウルに水を張って、その中で半分に切って仮種皮を取り出そう(もしくは、あらかじめ皮が剥かれたザクロを買おう)。ザクロ糖蜜は、自然食品を扱う店で買うことができるが、自分で作るのも簡単だ。小鍋に精製していない砂糖1/2カップ、ザクロ果汁4カップ、レモン汁大さじ1を入れて中火で熱する。中弱火にして1カップ分になるまで約70分間加熱する。冷ましてから瓶に入れて密封。冷蔵庫で保存し、3カ月ほどで使い切ろう。

 

血圧と食欲を抑えるブレンドスパイス「ハリッサ」

スパイスをブレンドしたハリッサには、地域ごとの特徴がある。500年前、スペインとポルトガルの商人がアメリカ大陸から唐辛子を持ち込み、北アフリカで生まれた。唐辛子、ニンニク、コリアンダー、またはクミンシードとオリーブオイルを含むものがスタンダードなハリッサだ。卵料理やサラダ、フムスなど、スパイシーな味わいが欲しいときに何にでもかける。ハリッサに使う唐辛子の辛味成分であるカプサイシンは健康にいい影響を及ぼす。血圧を下げ、食欲を抑える働きがあると科学的に証明されつつある。パデュー大学の研究によれば、日常的に辛い食べ物を食べていなかった人が、カプサイシンを含む食材を食事にプラスするようになると、脂っこいものや塩辛いもの、甘いものへの欲求が減ったという。自然食品店やwww.igourmet.com などで見つけて買ってみよう。 

Food-styling by Eric Leskovar
Prop-styling by Nicole Dominic
Translated by Mami Larch
yoga Journal日本版Vol.37掲載

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