過食予防、代謝アップ…知られざる中東料理食材の魅力と効能

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健康に良いと注目の「中東料理」!知られざる食材の効能に迫る

MARJORIE KORN
MARJORIE KORN
2017-11-10

中東料理は上質な脂や赤身のタンパク質、全粒粉、フルーツ、野菜をメインに、少しの赤ワインと砂糖を使うが、栄養豊富なスパイスや酸っぱい果物、ヘルシーな種子など、魅力的な味わいが注目されている。

中東料理が、なぜ注目されているかと言うと、健康によいと言われているからだ。中東料理やスパイスの効能を知るために、ブルックリンにある中東料理レストランTanoreenのオーナーシェフであり、『Olived,Lemons&Za’atar(オリーブ、レモン&ザタール)』の著者であるライワ・ビシャラに彼女のお気に入りの食材の効能について教えてもらった。

優れた食材を使用している「中東料理」の要となる6種類の食材とその特徴を紹介しよう。食材としての歴史、栄養価や効能、日常的な使用方法などを知ることで、中東料理への興味がより一層深まるはずだ。


乳がんのリスクが減る!?「オリーブオイル」

中東料理食材の魅力
(Photo by PIXTA)

オリーブの木の起源は、何千年も前の地中海東沿岸(トルコ、パレスチナ、イスラエル)にさかのぼる。その後、ギリシャ、エジプト、イタリア、フランス、 スペイン、ポルトガル、北アフリカなどの国へと渡った。オリーブオイルは貿易品であり、料理だけでなく宗教的なことやランプの燃料としても使われていた。中東の国々では、バターの代わりにアラビアパン用のディップとしてオリーブオイルが出される。「飽和脂肪酸が多く、悪玉コレステロールを上げるバターに代わり、オリーブオイルが主流になりました」とアメリカ栄養士会の登録栄養士であり、ロサンゼルス食品栄養アカデミーのスポークスマンであるロリ・ザニーニは言う。さらに、最近(※2014年時点)の研究では、オリーブオイルによって乳ガンが減ることも示唆されている。オリーブオイルの保存は、赤ワインの保存と同じようにするとよい。未開封ボトルであれば、冷暗所で約2年保存可能。開封後は風味が落ちていくので1年以内に使い切ろう。オリーブオイルは、地中海エリア、オーストラリアなど世界中から輸入されている。アメリカではカリフォルニア州も産地だ。ディップやサラダには上質なエキストラバージンオリーブオイルを使おう。そして、調理には少し安価なピュアオリーブオイルを。また、アルベキナ・オリーブから作られたフルーティで複雑な味わいのスペイン産オリーブオイルを、アイスクリームにかけて塩をパラりと振ると最高に美味しいので、試してみてほしい。

Food-styling by Eric Leskovar
Prop-styling by Nicole Dominic
Translated by Mami Larch
yoga Journal日本版Vol.37掲載

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