無理なく股関節を広げるストレッチのポイントとは

 無理なく股関節を広げるストレッチのポイントとは
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「柔軟性を高めるために必要なのは、力を抜いて行うこと。力づくで伸ばすと、伸ばし過ぎた体を戻そうとする力が引き起こされ、かえって硬くなることも」と話すのは、ヨガティーチャーの芥川舞子先生。体の中でもなかなか柔軟性を高めづらい股関節を無理なく広げるためのポイントを教えてもらいました。

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重力と体重を利用!自分の骨盤の重みで股関節を広げよう

内腿を伸ばして股関節の可動域を拡大。床に膝をつけることで、骨盤の重みでお尻が自然と下がり、内腿~股関節を無理なくストレッチできます。

HOW TO

1.肩の真下に手、腰の真下に足がくるように四つん這いになる。両膝を大きく真横に開く。

マンドゥカ―サナ
(Photo by SHOKO MATSUHASHI)

2.そのまま少しずつ手を前に歩かせ、両手を床について10呼吸。可能なら肘、胸、お腹を床につける。

マンドゥカ―サナ
(Photo by SHOKO MATSUHASHI)

POINT

膝の位置より、お尻が前にくると効果ダウン。足首、膝、股関節がすべて直角になるようにし、お尻の位置を調整して。

体が硬い人は…

マンドゥカ―サナ
(Photo by SHOKO MATSUHASHI)

1のあと、そのまま少しずつ手を前に歩かせ、両手を床について10呼吸。可能なら肘、胸、お腹を床につける。

教えてくれたのは…芥川舞子先生

ヨガティーチャー/モデル。19 歳のとき母親の影響でヨガと出会い、ヨガインストラクターに。指導者として実績を積み重ねるとともに、若手インストラクターの育成指導にも携わる。芥川舞子ヨガスタジオ主宰。一児の母。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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Photos by Shoko Matsuhashi
Hair&make-up by Mayumi Tsuchiya(FIX-UP)
Text by Ai Kitabayashi Minako Noguchi
yoga Journal日本版Vol.52掲載



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マンドゥカ―サナ
マンドゥカ―サナ
マンドゥカ―サナ