「グラグラしちゃう…」立位のバランスポーズの"苦手"を克服|ポーズ安定のための4つのポイント

 「グラグラしちゃう…」立位のバランスポーズの"苦手"を克服|ポーズ安定のための4つのポイント
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立位のバランスポーズがなかなか安定しない…と悩んでいませんか?見逃してしまいがちな、でも大切なポイントをおさらいしてみましょう!

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土台を安定させる

体とマットとの接地面をしっかりと感じて重心を安定させましょう。立位のバランスポーズで床に触れている足の裏は接地面が狭いですが、常に足の裏全体でマットを捉えている感覚を保つようにします。つま先やかかとの一点に体重がかからないように、バランスポーズをする前に山のポーズ(ターダーサナ)や、上半身の力を抜いて膝を曲げた前屈をして足の裏全体で床をとらえている状態を感じられるように準備をしてみると良いでしょう。

バランスポーズの土台
Photo by Yoga Journal US

目線を定める

バランスを取ろうと気持ちが焦って目線が定まらなくなったり、足元が気になって下を向いてしまうと体を安定させるのが難しくなります。山のポーズの時のように、目の高さの一点に目線を定めます。この時に目の周りに力が入らないよう、顔をリラックスすることも大切です。

あわてずに呼吸を続ける

グラグラする体の動きを止めようと気持ちが焦って呼吸が浅く早くなったり、無意識のうちに呼吸を止めてしまうことがよくあります。呼吸を止めている時の体は緊張して余計な力が入ってバランスを崩しやすくなる状態です。必要であればポーズを中断して呼吸を整えてからまたポーズに戻っても良いので、最後まできちんと吐ききり、ゆったりと吸う呼吸を心がけましょう。

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AUTHOR

吉田加代子さん

吉田加代子

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。



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