【のの字マッサージが実はスゴイ】おなじみのマッサージを取り入れた腸セラピーが便秘に効く!

 【のの字マッサージが実はスゴイ】おなじみのマッサージを取り入れた腸セラピーが便秘に効く!
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元田裕子
元田裕子
2022-05-19

部屋を掃除してきれいにするように、私たちの体に溜まった老廃物や毒素も排出して、クリーンに保つ必要があります。一日一回、寝たままできるお腹をさするだけの「腸セラピー」。毎日の習慣にしてみませんか。

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スムーズな排便習慣はありますか?

突然ですが、便は1週間に2~3回は必ず出ていますか? 私たちの体の老廃物のうち、70~75%は便、20%は尿で排出されています。この数字からも分かるように、健康な腸を保ち、スムーズな排便習慣をつけることは、体にとってとても大事なことです。

腸セラピーとは、おへそを中心に腹部を優しく刺激することで、胃や腸などを活性化する健康法です。便秘の解消や宿便を取り除く効果があり、体内にたまった毒素を排泄するデトックスが行えます。近年では、自律神経を整える効果と免疫力を高める効果が注目され、おなかだけではなく全身の健康維持・増進につながるセラピーとして期待されています。

出典:日本腸セラピスト認定協会

おなかの調子が悪いときは、"の"の字を書くとよい

この言葉、聞いたことがある人も多いと思います。いわゆる「の」の字マッサージは、腸の隅々まで刺激を与えることができる、とても有効な腸セラピーの方法です。お腹の中を実際見ることはできないですが、以下の図を参照にしてイメージしながら行ってみてください。

人体内臓図
人体内臓図
/イラストボックス

【腸セラピー基本編】「の」の字腸セラピー

※朝起きたときや、夜寝るときに布団の上でリラックスしながら、ゆったりとした呼吸とともに行うことをおすすめします。

1. 骨盤の両側にある大きな骨(腸骨)の一番出っ張っているところと肋骨の一番下(第10肋骨)に手をあて、それぞれ左右、計4つの骨を確認します。

2. 両手をすり合わせ温めます。手のひらを使って、おへそから右回りに小さな円を描き、だんだんと大きな円へと広げて、先ほど確認した4つの骨の内側全体へと広げます。これを10回行ってください。(さするのは、服の上からでも大丈夫です)

3. 手の指をまっすぐ伸ばし、垂直におなかにあて、下図の①~⑩までの部位をゆっくり押していきます。息を吐きながら3秒かけてゆっくり押し、吸いながらゆるめます。この作業を①〜⑩へと指の位置を変えながら、3周繰り返します。

おなか番号
①みぞおち(胃)②おへそから3cm上(胃と腸)③おへそから3cm下(小腸)
④③の3cm下(膀胱)⑤右足の付け根(大腸)⑥右肋骨の下(肝臓)
⑦左肋骨の下(すい臓)⑧⑦と⑨の間(大腸)⑨左足の付け根(大腸)⑩おへその両側(小腸)
/イラストボックス

4. 指で押した①~⑩の部分を、小さい円を描きながら1ヶ所ずつ「の」の字マッサージします。これを3周繰り返します。

5. 最後に温かい白湯を飲んで、内臓を整えましょう。

(参考資料:『デトックス+スリムアップヨガ』 発行人:大山日出夫、監修:鈴木ももこ) 

【腸セラピー応用編】

さらに腸内環境にお困りがある方は、以下の図を参考にしてマッサージを追加すると効果的です。その際息はとめず、深呼吸しながら行ってください。

●便秘がち:S状結腸(お腹の左下)やお腹の左上、お腹の右下を軽く押しながら体をひねる。

●ガスがたまりやすい:横行結腸(おへその上付近)を軽く押す。

●リンパの流れが悪い:回腸付近(おへそ周辺)を軽く押す。

大腸 小腸 詳細図
大腸・小腸 詳細図
/イラストボックス

※腸セラピーの禁忌(以下に該当する場合はお控えください。)

・高血圧・食後すぐ・妊娠している可能性がある、または妊娠中・下痢、腹痛、月経痛がある・病気・怪我・手術後

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元田裕子

元田裕子

ヨガインストラクター。図書館司書として働いていた頃にヨガと出会う。心身がすっきり解放される感覚に魅了され、指導者資格を取得。現在は、オンラインレッスンのほか、横浜市内のヨガスタジオ、カルチャーセンター、子育て支援施設、神社などでクラスを担当。子どもから大人まで幅広い世代へセルフケアの大切さを伝えている。全米ヨガアライアンス500時間修了/龍村ヨガ指導者養成講座修了/経絡YOGA認定講師。インドのアーユルヴェーダDr.よりアーユルヴェーダ・マルマセラピーを学んでおり、アーユルヴェーダアドバイザー、マルマセラピストとしても活動の幅を広げている。



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