【ヨガの効果を上げるヒント】やってみよう!戦士のポーズ2を丁寧に行い、体の変化を体感する方法

 【ヨガの効果を上げるヒント】やってみよう!戦士のポーズ2を丁寧に行い、体の変化を体感する方法
Shiro Miyagi
宮城由香
宮城由香
2021-10-10

ヨガを続けていても何だか効果が感じられない‥という方いませんか? 気分がスッキリした!汗がかけた!って効果はあるけど身体が変わった感じがしない‥身体が引き締まらない…ヨガのクラスで必ずと言って良いほど出てくるヴィーラバドラアーサナB(戦士のポーズ2)。 一つ一つ丁寧に行い身体の変化・効果を感じてみましょう!

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ヨガをやる目的は人それぞれですよね。ダイエットなど身体を引き締めたい・柔軟性を上げたいなどのフィジカル面を求める方もいれば、リフレッシュやリラックス・心の安定などメンタル面の安定を求める方も。

どんな目的でも、自分の今に合わせて自由に選べるのがヨガの良いところですよね。今回は身体について、フィジカル面の効果を上げる方法をお伝えします。ヨガを続けているけど、何となく身体が変わっていかない…。アーサナ(ポーズ)が安定しない…。そんな方はぜひ参考にしてみてください。

◇アーサナを目で見た形そのまま何となくマネをしているだけになっていませんか?

アーサナを取るときに身体をどうやって、どんな風にを意識していますか?

例えばクラスでヴィーラバドラアーサナB(戦士のポーズ2)の時によく聞く先生の言葉。

・足のカカトからカカトは一直線
・膝は90°
・腕は肩の高さに上げて
・背骨をまっすぐ上に伸ばして‥など

でもそれはそのクラスの全員に伝えているものが多く、私の身体 に合うものでしょうか。

股関節が開きづらい方はカカトからカカトが一直線にはおけません…無理にそれをやろうとすると膝が内側に入ってしまったり、前の足のつま先と膝だけ意識して後ろの脚や骨盤がつられて動いたり。膝が90°も股関節や内ももの柔軟性が足りなければ90°まで踏み込むことが出来ません。

腕は上げようとすると上がりすぎてしまったり肩が上がりやすくなってしまうので身体から遠くへ伸ばしていきたい。骨盤が安定していなくて傾いていたら背骨が上に伸びていかずに側屈が起きたり、腰が丸まってる状態では上に伸びていく気持ちよさを感じることが出来ません。

よく聞く先生の言葉が " 合っているか 間違っているか " ではなく " 自分に合っているのか " が大切かなと思います。

◇アーサナの効果を上げる方法は?

形を表面的に真似するのではなく、そのアーサナで身体は何をしているのかを理解してしっかりアーサナ(ポーズ)に入ることができると効果が上がります!!

そしてそこには、自分に合ったアーサナをとる!ということが大切です。本や教科書、InstagramなどのSNSの写真や習っている先生…と、『私』の身体は違います。だから表面をマネをしても同じにはならないのです。

身体をどうやって、どんな風に意識をして何をしているのか。

ヨガをやり始めた方にはそれが難しいかもしれませんが、簡単なことから始めてみてください。

ヴィーラバドラアーサナBであれば

・手を肩の高さに上げるのではなく、身体から伸ばし続ける!!
・脚は、前の足は前!後ろ足は後ろへ押し出し続ける!!
・骨盤の高さを水平にして根付かせ続ける!!
・そして、背骨を伸ばし続ける!! など

中心から動きを繋ぎ安定してから◯◯し続ける!!のです。

自分に合った正しいポジションで◯◯し続ける を意識してアーサナをキープをすることで、そのアーサナで使いたい筋肉が付き、柔軟性が上がり、関節がよく動くようになります。
ヨガのアーサナで得られる腰痛・肩こり・姿勢改善や内臓の活性化、◯◯を引き締めるなどの様々なアーサナにある効果が得られるのです。

◇ヴィーラバドラアーサナBを実際に丁寧に行ってみましょう

以下の動画で丁寧に一つ一つの動きを行ってみましょう。

 

いきなりアーサナの形を取るのではなく、一つ一つ動きを確認してみましょう! 背骨や股関節の状態・骨盤から頭頂までの繋がる感覚・首の伸び・腕の伸びる感覚・脚や足の感覚一つ一つ今の自分の状態や、身体の感覚を見つめながら確認しながら行います。自分にあったスタンスやポジションを探します。パーツごとに練習をして、それを最後に繋げていきます。

何かを意識した時に、他のことに意識が向かなくなってしまうのでなく全てを自分自身がコントロールできるように丁寧に繋いでいきます。ベーシックなポーズほど、難しいですよね。

でも、しっかり土台が安定し安定した土台の上に積み上げたアーサナを練習していくと、必要な筋力や柔軟性がついた時に心地良さを感じられると思います。自分に必要な筋力や柔軟性が足りないときは、『キツイ』という感覚のほうが勝ってしまうかもしれません。『痛い』ではなければ軽減をさせて無理にアーサナに深く入ろうとせずに、まずは浅く入ってみてください。浅く入ってから、自分の身体の声を聞き『もう少し行けるな…』と体の声が聞こえてから深めていきます。

『痛い』のときは、自分にあったポジションに入れていないかもしれないので、もう一度今の自分に合う位置を一つ一つ確認していきましょう。ヨガをやる目的は人それぞれ、ヨガはこうじゃなければいけない!はないと思います。

身体に関して効果を得たければ身体にしっかりと意識を向け心にアプローチしたいのであれば心に意識を向ける。が大切かなと思います。

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宮城由香

宮城由香

幼少の頃から様々なスポーツを行い、ダンサーとして活動していく中でパフォーマンスを上げる為にヨガやピラティスを始め2007年ヨガインストラクター認定コースを修了しヨガインストラクターとしての活動を開始。 妊娠出産を経て、全米ヨガアライアンスRYT200修了。 YMCメディカルトレーナーズスクールのテキストアーサナモデルを務める。 ヨガ雑誌のアーサナモデルや、オーガニックライフTOKYO・Yogafest横浜・YOGA JAPAN等、様々な大型ヨガイベントに出演。 2019年4月渋谷区恵比寿に 『 studioGOD 』をオープン。 2021年 Manduka アンバサダー就任 アナトミー的なアーサナ指導で丁寧に身体と向き合い 基本を大切にしながらチャレンジしていく、自分の力を育てていくレッスンが人気。



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